令和5年7月28日(金) 栄町いきいきサロンが開催されました。
本日のサロンでは、市民講師の渡部 小代子さんをお招きして「長寿・終活…何からいつ始める?」というテーマで講義していただきました!
渡部さんは数年前に癌を発症したり、母親の介護を経験したりする中で、「終活」や「健康」の大切さを感じられたそうです。現在は体調が良くなり、友人との旅行を楽しまれているそうです。
「自分はまだ若いから大丈夫」「健康だからまだ終活は早い」と思っている方が多いと思いますが、終活は若い頃、元気な頃から始めることが大切ということでした。参加された方も「終活」や「エンディングノート」という言葉は知っていても、なかなか行動にはうつせていない方がほとんどでした。
今回の講義では一人一冊エンディングノートが配られ、書き方について説明していただきました。一冊を全て埋めようとすると負担になってしまうため、書きやすいところから少しずつでいいので記入していくことが大事ということでした。
エンディングノートは亡くなった後だけでなく、脳梗塞や認知症などにより、意思疎通が難しくなった場合でも、家族や周囲の方にとっても参考になるとのことでした。
「終活」と聞くと少し暗いイメージがありましたが、残りの人生を充実させ自分らしく生きるためという前向きな目的もあると学ぶことができました。