法人内専門職が集まり、認知症にまつわる事例に基づき定期的にケースカンファレンス(検討会議)を開催しています。
身体能力や生活状況、抱えている課題、見えてくる新たな課題などを洗い出し、多様な専門的視点からより良い支援を目指すと同時に、専門職が連携しそれぞれの特性を活かし、更に質の良い支援を導き出すことを目的としています。
今回は認知症認定看護師をはじめケアマネジャー、看護師、訪問介護、療法士、社会福祉士など26名の専門職が集まり、提供されたケースに基づき支援当初の様子、そこからの変動や本人や周囲の抱える困りごとなどを整理し、より良い支援に結びつけために何ができるか、どう支援すべきかを話し合いました。
今後も職員間、多職種連携でのサービスの質向上を目指し、一人でも多くの方々が安全・安心に暮らしていただけるようケースカンファレンスを重ねていきます。
「多職種連携」とは???
支援を必要とする方に対し様々な事業者が関わります。職種による専門性や個人のスキルなどの違いにより視点や捉え方も様々です。一環して支援を展開することがその方にとってよりよい支援となることから、様々な業種が手を取り合い情報等を共有し支援を展開することを多職種連携といいます。