コロナ禍により2年間中止していた「あんしん見守りネットワーク事業」及び「KMK協定」関係事業所連絡会を3月8日(水)に開催することができました。
この事業は、「誰もができる限り住み慣れた地域で安心して暮らすことができる体制づくりと、地域の支え合い活動をすすめること」を目指して地域住民だけでなく、多くの地域住民と接する機会の多い事業所と連携し、日常業務の中で見守りネットワーク活動をすすめていくものです。
平成25年よりこの事業を開始し、本日時点で71事業所と協定を結んでいます。
今回は大垣警察署(生活安全課)、関係事業所(21事業所)、大垣市(高齢福祉課・社会福祉課)にお集まりいただき、情報交換や意見交換を行いました。
大垣警察署からは大垣市の犯罪事情を事例を交えて分かりやすく話していただくなかで、金融機関と協力して詐欺実行犯を逮捕したという話も聞けました。
大垣市からは、高齢者等見守りシールを活用した認知症ひとり歩き模擬訓練についての情報提供がありました。
事業開始当初は年に2件だった通報が年々増えていき、今年度は16件の通報がありました。
「新聞が溜まっているから心配…」
「集金時の言動から認知症が疑われる…」
「訪問したら救急車を呼んでほしいと言われた、心配…」
「家の中が散らかっているし、真夏だというのにクーラーがついていない。受け応えが上手くできていない、熱中症になっていないか心配…」
等々、日頃から関わっているからこそ気付ける小さな異変を見逃さず、早期に通報くださることで大事に至らないケースが多くありました。
令和3年度『NPO法人清爽力様、(株)ショクブン様』
令和4年度『(株)スズケン大垣支店様、(株)レクストワン様、坪井自動車鈑金(有)様』と協定を締結しました。
今後も安心して暮らせる地域づくりのため、見守り活動にご協力お願い致します。