令和6年6月28日(金)、7月11日(木)の2日間、赤坂中学校で福祉学習として「高齢者疑似体験」と「車椅子体験」が3年生を対象に行われました。
2クラスずつ、計4クラスの生徒さんがそれぞれ高齢者疑似体験と車椅子体験を行いました。「今度修学旅行に行くなかで、ただ行くだけではなく福祉的な視点も持ちながら行ければ」という思いから授業が行われました。
「高齢者疑似体験」では、高齢者のイメージを聞くと「腰が曲がっている」「老眼」「耳が聞こえにくい」「関節を曲げにくい」といった、多くの生徒がマイナスイメージを持っていました。普段生活する学校の中がどう変化するのか、「コミュニケーション」の重要性を考え、どう声かけや介助するといいのかを考えながら行いました。
「重りがあると体が動かしにくい…」「見にくいと段差も不安」「声をかけてもらえるだけで少し安心できた」といった感想を話してくれました。
もちろん地域には元気な高齢者もたくさんいます!その人たちも子どもから声を掛けられる、あいさつをされるととても喜ばれますので、ぜひ活かしてみてください♪
「車椅子体験」でも同様に、声掛けの重要性と「相手に安心感を与える」操作を意識することを考えながら体験しました。
「段差があると操作がしにくかった」「段差を上がるときに乗っていると少し怖い感じがしたが、声掛けしてもらうことで次の動作がわかってよかった」と話してくれました。
体験を通して、「相手の気持ちになって考え、相手が安心できるような空気・雰囲気を作って介助をする」ことを学んでいただけました。修学旅行でも”少し”福祉の視点を入れてもらえたら嬉しいです♪