令和6年7月27日(土)、大垣市総合福祉会館にて認知症の人と家族の会の交流会が開催され、15名ほどの方が参加されました。「老老介護」の現状を取り上げたドキュメンタリー映像を鑑賞し、その間に落語・笑いヨガを体験して交流しました。
ドキュメンタリー映像は、大垣市在住の桐山淳さん(85歳)が、妻(80歳)を介護する現状を撮影したものでした。要介護5・認知症のある妻の介護について、会場にも来られていた桐山さんは「大変だと思ったことはない。歳を取って地域活動など必要とされることもないため妻の介護だけ。色々な人やサービスに助けてもらうことで、そこまで大変な思いをすることなく過ごせている。こうやって映像にしてもらうことで、多くの人に関心をもってもらうことができてよかった。」とお話しされました。
参加者の方からも、「何度も映像を観た。桐山さんが奥さんに「寄り添う」様子が本当に印象的。」といった感想が聞かれました。
映像の途中では笑いヨガを体験しました。講師として「茂益亭蝶代(もましていちょうよ)」さんに来ていただき、笑いヨガだけでなく落語も披露していただき、大いに笑って過ごすことができました。
介護をする中での大変さや苦労だけでなく、充実していることの共有、同じような立場の人が集まり楽しい時間を過ごす…。素敵な交流会となりました♬