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社協NOW

見守りシールの研修会~荒崎地区民生・児童委員研修会~

 令和6年9月19日(木)、荒崎地区センターにて民生・児童委員の定例会の後、研修会が行われました。内容は「高齢者等見守りシール」を活用した『認知症ひとり歩き見守り模擬訓練』を行いました。

 認知症が原因で「ひとり歩き」をしてしまう恐れのある方に対して、QRコードの付いたシールを普段身に付けるものに付けていただき、発見者がその家族と掲示板上でやり取りすることができる仕組みができています。しかし、その仕組みがあっても理解している人がいなければ活用されません。
 そのため、大垣市高齢福祉課が仕組みの説明と理解を図るための模擬訓練を行っています。

 荒崎地区民生・児童委員の研修会でも仕組みを理解し、体験する機会を設けました。2つのグループに分かれ、「ひとり歩き」をしている心配な方(『本人』)を見つける『発見者』と、心配な方(『本人』)の『家族』に分かれて体験を行いました。

 まずは『発見者』『本人』に話しかけます。いきなりQRコードを読み取るのではなく、少し話をしていく中で情報を聞き出し、安心感を与えます。その後、QRコードを読み取って『本人』の情報を改めて確認します。
 QRコードが読み取られると『家族』に通知が届き、さらには伝言板上で『本人』の状況について、『発見者』『家族』がやりとりできるようになっています。登録できるアドレスが10件ほどあり、「誰(本人との関係)が迎えに行くのか」、「何分ぐらいかかるのか」などを伝えて迎えに行きます。

 体験する中で、「結構簡単に読み取りができることが分かった」「携帯の操作が苦手だから不安だな…」「家族が迎えに来るまで一人で話をしている時間が長いと大変そう。」「電話でやり取りできる方が早い気がする…」といった意見や感想が出ました。

 地域での集まり等でも模擬訓練ができるそうなので、この仕組みを活用するために多くの方に知ってもらう機会があればと思っています。

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