令和5年5月24日に多良小学校の4・5年生、計18名を対象に福祉学習が行われました。
今回の福祉学習は、子ども達が障害についての学びを深めたいとのことで、障害者の生活や支援の仕方を学びました。
1時間目は車いす体験をしました。
体育館に障害物を用意し段差があった時の介助方法や玄関にあったスロープを使い、坂道の介助方法について学びました。また自走の体験をし、自分で操作することの難しさを知ることができました。利用者側と介助者側、両者の気持ちについて考えを深める機会となりました。
2時間目はゴールボールを行いました。
ゴールボールとは、視覚に障害のある人を対象に考えられた球技で、パラリンピック特有の種目です。1チーム3人の選手が、鈴の入ったボールを転がすように投げ合って、味方ゴールを守りながら、相手ゴールにボールを入れて得点を競う競技です。
試合後、子ども達から…
「目が見えなくてもスポーツをたのしむことができるんだ!」
「目が見えない人の暮らしは大変なんだ…困っている人がいたら助けたい」
などの感想をいただきました。
障がいのある人の生活を体験し、今後関わるときにどのような配慮が必要か考える時間となりました。最後に子ども達から「楽しみながら学ぶことができ良かった」と嬉しい声が聞けました😊