令和7年3月1日（土）、大垣市総合福祉会館4階にて『ボランティア交流会』が開催されました。今回は、大垣市ボランティア連絡協議会の所属団体を対象に、各団体間の交流や今後のボランティア活動に関する研修を行うことを目的に開催されています。
今年度、大垣市ボランティア連絡協議会として「防災」をテーマに取り組んできました。令和6年1月に発生した能登半島地震を受け、ボランティアとして何ができるのか、日ごろからどんな備えをしておくことが大事かなどを学んできました。
今回の交流会では、「災害時のボランティアの役割」をテーマに、講師として「特定非営利活動法人ぎふNPOセンター」の野尻智周氏にご講演いただきました。
個人ボランティアとしての考え方から団体で活動するときの考え方、災害時に発生するであろう課題から、自分たちの活動がどのように関われるか考える内容となっていました。
講演の後、「私たちができるボランティア活動を考えてみよう」をテーマに、5グループに分かれてグループワークを行いました。次のような意見が出ました！
○観光ボランティア活動 ・・・大垣市内の道案内（活動場所までの案内）
○子どもに関する活動 ・・・避難所での子どもの支援や傾聴活動
○点訳に関する活動 ・・・視覚障がい者へ情報提供と避難所等での誘導
○音訳に関する活動 ・・・音声案内、音声による情報提供
○手話による活動 ・・・聴覚障がい者への情報提供
○音楽・施設訪問をする活動・・・避難所での癒しの時間を提供
○地域づくりに関する活動 ・・・災害ボラセンの受付、避難所での様々な支援
もっと多くの意見が出ており、災害時について考えるだけでなく、他団体の普段の活動を知る機会にもなりました。
災害はいつ発生するかわかりません。まずはそれぞれの命を守る行動を優先し、その後普段していたボランティア活動を活かして、地域のためにご協力いただけたらと思います。今後も無理なくボランティア活動を続けていってください♪
